『あねさまは、そこにいる』
物言わぬ壁と伝承は、我々に何を語りかける…?
村人たちは大蛇を恐れ、年に一度、娘を差し出すことで怒りを鎮めていました。
あるとき、その年の生贄に選ばれた「あねさま」が言いました。
「蔵を建ててけれ。そして蔵の壁さ、わたしの髪を塗り込んでけれ。わたしがなんとかする」…』
オカルト系の記事を生業とするフリーライター「弥勒院蓮児(ミロクインレンジ)」は 助手の「十六夜彩子(イザヨイサイコ)」と共に、雪国・I県に伝わる伝承『姉の壁』の取材にやってきた。
その舞台とされている蔵の壁には、今でも「あねさま」の姿がうつるという。
伝承に残されているのは、自らの命と道連れに大蛇を退治した娘の話。しかし、語り部はこう続ける。
「あねさまは大蛇の呪いで命を落としたわけじゃない。…殺されたんだよ」
静かに降り積もる雪、凍えるような蔵の中で、彼女は何かを言いたげに佇んでいる…。
製品情報
- タイトル : 探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.11「あねの壁」
- 価格 : 800円(税込)
- ジャンル : 推理アドベンチャー
- ゲームプレイ人数 : 1人
- 対応機種 : Nintendo SwitchTM、Steam®
- IARC : 12+
- 配信日 : Nintendo SwitchTM 2023年4月16日(日)、 Steam® 2023年5月9日(火)
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