美しき大正時代に、ある名探偵が存在した。
現場に残されたタロットカード、その真意とは…?
本作はシリーズ1作目「琥珀色の遺言」、および後日談である「虚妄の報い~琥珀色の遺言 追補篇~」のフィーチャーフォン移植版を同時収録したものです。
時は大正時代、貿易商を営む富豪、影谷恍太郎が毒殺された。
遺言として残されたのは、当時の日本には馴染みのない謎の西洋骨牌(タロットカード)のみ。
恍太郎の莫大な遺産を巡り、残された影谷家の人々に不信と疑惑が渦巻き始める…。
主の死に殺人の疑いを抱いた執事の依頼により、 私立探偵の「藤堂龍之介」は自らを小説家と偽り、影谷家の邸宅・琥珀館へと乗り込むが、 そんな彼を嘲笑うかのように、新たなる殺人が目の前で発生してしまう…。
果たして、恍太郎が残した西洋骨牌の意味は? そして、真犯人は一体誰なのか?
捜査幇助手掛之書(ヒント集)
当件「西洋骨牌連続殺人事件」の捜査において、探偵としての能力の限りと最善の努力を尽くし、独力で事件解明にあたることが望ましいが、時として、進展ままならぬこともあろう。
この『捜査幇助手掛之書』は、そのような場合にのみ、最終手段として閲覧することを許可するものである。
ただし、閲覧するにあたっては、「優秀な探偵たるものいかにあるべきか」をその心に問うことをお薦めする。
ここでは、捜査の《序盤》《中盤》《終盤》と三段階に分けて解説している。
捜査の進行具合によって、参考にされたし。ただし、現在の進行状況より先の項目を見てしまうと、かえって捜査の混乱を招く恐れがある。
また当然のことながら、この「手掛之書」に犯人の名前はないことを念頭におくこと。
※配信当時の内容を掲載しております
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序盤
ここでは、基本的な捜査の進め方、序盤での捜査についての疑問にお答えしよう。
ゲームの進め方
まずはじめにどうしたらいいのだろうか。
捜査は琥珀館の一階にある執事の部屋から開始となる。
そこには、この事件の依頼者である辰野銀蔵がいる。
まず、彼に話を聞くこと。
辰野から影谷恍太郎殺害事件についての説明を受ければ、いよいよ捜査開始となる。
ひと通り部屋をまわって、人物と話をしたのだが、何も起きない。
これから、何をすればいいのだろうか。一度会ったからといって、その人物がすべてのことを話してくれるとは限らない。
何度も話を聞きに行って、根気強く捜査を進めること。
最初は、口を閉ざしていた人物も、だんだんと話をしてくれるようになるはずである。
部屋に入ったとき、最初に表示される[まわりの様子を見る]という項は毎回選ぶ必要があるのか。
この項目を選択すれば、そこにいる人物の様子や、その部屋の状況などを知ることができる。
ここに表示される事項に気をつけていれば、重要な情報が得られるであろう。
また、捜査が進むにつれ、琥珀館の状況は次々に変化していくので、折りにふれ、この項目を選択するように心がけること。
人物によって、表示されるコマンド項目の項目数が違うようだが・・・・。
その人物に対してどのくらい調査が進んでいるかによって、表示される項目の数は異なる。
新しい項目が出てくるということは、捜査が一段階進んだことを意味しているので、注意深く話を聞くように。
一度聞いた項目はもう聞かなくてもいいのだろうか。
そんなことはない。
何度も聞き返すことで、次々に新しいことを話す人物もいれば、ある条件がそろわない限り、本当のことをしゃべらない人物もいる。
一度聞いたからといって安心せず、ねばり強く捜査を続けること。
屋敷内を移動する
入ることのできない部屋があるのだが・・・・
[恍太郎夫婦の部屋][利彦夫婦の部屋][サダの部屋]などには、捜査を始めたばかりの段階では入ることはできない。
しかし捜査が進み、展開も後半になると、寝室へ入れるようになるようだ。
それまでは、他の部屋に行って捜査を進めること。
琥珀館以外の場所に行くことができるのか。
この捜査の展開は琥珀館の屋敷内でのみ進行する。
[移動]を選んだときに表示される場所以外に行くことはない。
また、ここに表示される場所が増えることもない。
誰もいない部屋では、何もしなくていいのか。
部屋に誰もいないときは、証拠品を捜す好機。
[手掛かりを捜す]を選択し、部屋のなかを捜索すること。
手掛りや証拠品を発見する、よい機会となるであろう。
人物に会う
全部で何人に会うことができるのだろうか。
捜査に関係してくる人物は、殺害された影谷恍太郎を含めて全部で二十八人。
この中には、事件の容疑者や、途中で殺されてしまう者など、さまざまな人物が含まれる。
人物が登場する順番はあるのか。
もちろん。部屋に行けばすぐ会える人物もいれば、捜査の中盤にならないと登場しない人物もいる。
まず、会うことのできる人物から十分な聞き込みをすることが、捜査の押さえどころである。
捜査を進めていくうちに、登場人物が今までいた場所からいなくなってしまったのだが、どこへ行ってしまったのか。
登場人物の中には、捜査が進むにつれて、部屋を移動する者もいるであろうから、別の部屋を捜してみること。
ひと通り話を聞いた後、どうしても会うことのできる人物の数が増えないのだが・・・・
それでは、序盤で登場人物がいる部屋、またはその人物に会う方法をお教えしよう。
《影谷家の人々》
影谷ルイ・・・・・[恍太郎夫婦の部屋]の前の[次の間]
影谷美津・・・・・[利彦夫婦の部屋]の前の[次の間]
影谷利彦・・・・・影谷美津に会い、[夫婦の仲について]尋ねる
影谷林太郎・・・・[男の子達の部屋]
影谷利一郎・・・・[男の子達の部屋]
影谷里絵・・・・・[綾と里絵の部屋]
影谷綾・・・・・・影谷里絵に会い、綾について聞く
影谷絹代・・・・・[絹代の部屋]
影谷芳明・・・・・[書斎]
結城一馬・・・・・萩原廣高と話をしたあと、[客室]を捜索
影谷敦男・・・・・まず、結城一馬について調べを進め、辰野銀蔵から結城一馬の借金について情報を入手したあと、[大廊下]を捜索
《使用人達》
辰野銀蔵・・・・・[執事の部屋]
今井たみ・・・・・[サダの部屋]の前の[次の間]
宮守スミ・・・・・[小食堂]
清水春・・・・・・[勉強室]
倉橋竹夫・・・・・清水春に会って話をしたあと、宮守スミに会い、倉橋のことを聞く
川中ふみ・・・・・[厨房]
川中亀吉・・・・・[厨房]
萩原廣高・・・・・影谷美津に会い、萩原のことを聞いたあと、[書生部屋]を捜索
早乙女智恵子・・・影谷ルイと話をしたあと、[家庭教師の部屋]を捜索
熊田喜助・・・・・川中ふみと話をしたあと、[庭番の部屋]を捜索
平野うめ・・・・・影谷利一郎にうめのことを聞いたあと、[女中部屋]を捜索
ここにあげた以外の人物は、捜査の中盤になって登場する
証拠品を捜す
証拠品はどうやって手に入れるのか。
証拠品を手にする方法はふた通り。
ひとつは、誰もいない部屋で[手掛かりを捜す]の項目を選択して証拠品を発見する場合、もうひとつは、聞き込み中に登場人物から手渡される場合である。
[手掛かりを捜す]で一度捜索した部屋は、もう調べる必要がないのか。
一度捜してみて、何も発見できなかったからといって、安心しないこと。
捜査が進んだあとで調べなおせば、新たに発見ができる場合もある。
証拠品は全部でいくつあるのか。
事件解決までに手にする証拠品は全部で十五個。
これらの証拠品も最初からすべて発見できるわけではない。
なかなか証拠品が集まらないのだが…。
捜査の序盤で発見できる証拠品は、駐車場で見つかる、[レースのハンカチ]のみ。
証拠品が集まらないと、あせる必要は無用。
西洋骨牌はどうすれば手に入れることができるのか。
[手掛かりを捜す]で西洋骨牌を発見することはない。
入手方法はすべて、聞き込みの途中で、登場人物から手渡される場合に限られる。
捜査の序盤では、執事の辰野に話を聞けば、[死神のカード]を手に入れることができる。
西洋骨牌は七十八枚もあるそうだが…。
今回の事件に関係するのは死神、審判、女帝、皇帝、恋人、悪魔、塔、吊り人、愚者、法王、隠者、月の十二枚。七十八枚すべてでてくるわけではない。
捜査の進め方
結城一馬という人物がどうも疑わしいのだが、彼を容疑者にするには何をすればよいのだろうか。
一馬に[恍太郎殺害の事]聞くこと。
結城一馬を問い詰めるには、どんなことが必要なのだろうか。
まずは、一馬に対して十分に聞き込みをすること。
それから、彼が「影谷恍太郎から借金をしている」という情報が必要になる。
一馬について調査を進めると、辰野銀蔵からこの情報を入手できる。
また、一馬を問い詰めるには、影谷敦男が登場していることも条件となる。
その他
[自室]の[捜査段階の評価]に出てくる点数はどんなものなのか。
この点数を見れば、いま事件の捜査がどこまで進んでいるかを知ることができる。
例えば項目一の「証拠品の発見」の点数は、証拠品を発見したり、証拠品の持ち主をつきとめたりするたびに上がり、捜査が進展したことを示すようになっている。
[記録]をすると、前に保存していたデータはどうなるのか。
[記録]を選ぶと、捜査状況が上書きされるので、今まで保存されていた捜査状況は、消去される。
ただし、一度でもクリアしている場合は、その情報は消去されない。よって、最初からはじめて保存しても、タイトルからエピローグを選ぶ事はできる。
捜査を中断したい時はどうするのか。
[記録]を選び、「現在の捜査状況を記録しますか?」というダイアログが出たら「はい」をえらぶ。
次に、「捜査を続行しますか?」で「いいえ」を選ぶとタイトル画面に戻る。
ここで「終了」ボタンを押す。
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中盤
結城一馬殺害事件が起きると、捜査も中盤にさしかかり、探偵として本格的に捜査を開始することとなる。
さらに、影谷敦男、九条英子も何者かに殺され、より複雑な展開が予想される。
では、捜査中盤での疑問にお答えしよう。
捜査の進め方
結城一馬が死んだことを突然知らされたのだが、どう対応すればよいのだろう。
まず、第一発見者である、川中ふみと平野うめに会って、死体の発見の様子を聞くこと。
ふみは[厨房]に、うめは[男の子達の部屋]にいる。
この事件が起きてから、自らが探偵であることをあかし、捜査を進めることになる。
影谷敦男が殺されてしまったのだが。
殺された敦男を最初に発見したのは、清水春とアドルフ・ミュラー。
死体発見の様子を丁寧に聞くこと。
事件の現場である[浴室]も捜索してみるべし。
九条英子までもが殺害されたのだが。
死体発見の様子について話してくれるのは、宮守スミ、影谷綾。
しかし殺害に使われた凶器はすぐには発見されないので、各部屋を捜索する必要がある。
ここまでくると、恍太郎殺害事件だけでなく、一馬殺害事件、敦男殺害事件、英子殺害事件についても捜査を進める必要があるだろう。
探偵として捜査を始めることで、何が変わるのか。
表示される項目が変化する。
今まで聞けなかった項目が加わるので、精力的に新しい情報を入手するように努めること。
捜査の協力を申し出る人物や、事件の鍵を握る容疑者なども登場するだろう。
捜査に協力してくれる人物がどうしても見つからないのだが。
協力者となるのは、影谷芳明と早乙女智恵子のふたり。
まずは、芳明がいる[書斎]へ行き、[一馬殺害の事]などの話を聞くと、友人として捜査の協力を約束してくれるはずである。
次に、影谷里絵に探偵であることを打ち明けたあと、[家庭教師の部屋]にいる智恵子に話を聞けば、同じように捜査の協力を約束してくれるだろう。
影谷芳明と早乙女智恵子は、どのように捜査の協力をしてくれるのか。
証拠品や西洋骨牌について詳しい情報が知りたければ、芳明に見せるとよい。
智恵子は、影谷家の人物や使用人についての話をしてくれる。
ちなみに、容疑者を問い詰めるときには、前もって、智恵子に相談しておく必要がある。
屋敷内を移動する
[サダの部屋]には、いつ入れるようになるのか。
[サダの部屋]と[座敷縁側]には一馬殺害事件が発生したあとに入れるようになる。
[恍太郎夫婦の部屋]に入れるようになるのは。
英子殺害事件が発生すれば行けるようになる。
[利彦夫婦の部屋]に入ることがなかなか許されないだが。
これには、影谷美津を容疑者にして、彼女を自白させなければならない。
そうすれば入室が許可される。
人物に会う
一馬殺害事件が起きた途端に、今までいたはずの人物が、急に見当たらなくなったのだが。
いなくなったのではなく、移動しただけである。
別の部屋を捜してみること。
琥珀館の状況は、新たな事件が起きるたびに変化するので、注意が必要である。
なかなか、会うことができる人物が増えないのだが。
では、捜査の中盤で新たに登場する人物と、その人物に会う方法を教えよう。
影谷サダ・・・・・・・・一馬殺害事件が発生すると[サダの部屋]に入れるようになる。サダはその部屋の中にいる。
松方倫・・・・・・・・・サダから話を聞いていると、[サダの部屋]に現われる。
九条英子・・・・・・・・倫と話をしたあと、[食堂]に行き、捜索してみること。
アドルフ・ミュラー・・・[玄関]を捜索。
ガストン・アルレイ・・・まず、アドルフ・ミュラーのいる[客用寝室]で、部屋の様子を見る。そこで、ミュラーと会話をしていれば、アルレイが現われる。
聞き込みをしていた人物が、会話の途中で琥珀館から出ていってしまったのだが。
心配は無用。
琥珀館を出ていくのは捜査に必要がなくなった人物だけなので、そのまま捜査を続けるべし。
証拠品を捜す
手帳を手に入れるにはどうすればいいのだろうか。
影谷芳明が協力者になったあと、彼と会話をしていると、手帳を渡してくれる。
宝石箱はどこに。
この事件ではふたつの宝石箱が出てくるので注意が必要である。
ひとつは熊田喜助の部屋で発見される長方形のもの、もうひとつは中庭で発見される正方形のものである。
ブレスレットはどこにあるのか。
[書生部屋]にある。萩原廣高が[裏廊下]にいるのを確認して、彼が部屋にいない間に手に入れること。
ウィスキーグラスはどうすれば手に入るのか。
これは川中ふみが持っているので、探偵だということを打ち明ければ、渡してくれるであろう。
スポイドビンはどこに。
[倉庫]の棚にある。
帯留めは誰が持っているのか。
使用人の清水春が持っている。一馬殺害事件のあとなら、彼女は一階の[広間]にいる。
手袋はどこで発見されるのか。
食堂縁側の床に落ちている。
ダイヤの指輪はどうすれば手に入るのか。
これは、ガストン・アルレイが持っている。
敦男殺害事件のあとで入手できる。
持っていたはずの証拠品が、いつの間にかなくなってしまったのだが。
事件に関係が無いと分かった証拠品は、持ち物からはずされていくようになっている。
なくなったわけではない。
証拠品についての情報
証拠品を入手したあとはどんなことをしたらいいのだろうか。
証拠品を手に入れたら、次はそれが誰の物なのか、事件とどう関係するのかを調べなければならない。
[証拠品について聞く]の項目で関係者に証拠品を見せ、情報を集めること。
また、影谷芳明に証拠品を見せておくのも忘れないように。
手帳は誰に見せればいいのか。
執事の辰野銀蔵に見せるとよい。
喜助の部屋で発見される宝石箱についての情報は誰が持っているのか。
清水春に聞けば、この宝石箱がどのような物なのかがわかるだろう。
中庭で見つかる宝石箱は誰に見せなければならないのか。
宮守スミがこの宝石箱に関する情報を知っている。
ブレスレットが何を意味するのか知っている人は。
ブレスレットを見せなければならないのは、影谷絹代、萩原廣高、影谷美津の三名。
ウィスキーグラスについて知っている人は。
川中亀吉、影谷絹代。
スポイドビンの中身は。
影谷芳明に見せると、その中身を調べてくれる。
帯留めはいったい誰の物なのか。
清水春、宮守スミに見せると、それに関する情報を話してくれる。
手袋は誰に見せるとよいのか。
影谷里絵がこの手袋について知っている。
ダイヤの指輪について何か知っている人は。
影谷ルイ、影谷林太郎。
自分がどういう証拠品を持っているのか忘れてしまったのだが。
そういうときは、[自室]で[証拠品の分析]の項目を選択すると、手に入れた証拠品とそれについての情報を一覧することができる。
容疑者について
疑わしい人物を容疑者にしたいのだが、どうすればいいのか。
怪しいと思われる人物がいたら、その人物に直接話を聞くこと。
もし、本当にその人物が容疑者なら、聞き込みの途中で、「この人物は事件に関係しているに違いない」と判断できる。
容疑者になった人物を問い詰めたいのだが。
容疑者になったからといって、すぐに事件の真相について問いただすことはできないので、もっと確実な情報を集めるべし。
また、容疑者を問い詰めるには、前もって、早乙女智恵子に相談しておく必要がある。
容疑者を一度問い詰めたが、何も話そうとしないのだが…。
一度問い詰めただけでは、なかなか本当のことは話さないだろう。
根気強く何度も問い詰め、それでも自白しなければ、まだ聞き込みがたりないということである。
新たな情報を入手し、もう一度問い詰めなおすこと。
影谷敦男を問い詰めるにはどうすればいいのか。
アドルフ・ミュラー、ガストン・アルレイに敦男のことを聞くこと。
また、ウィスキーグラスや、敦男の借金についての情報なども必要となる。
熊田喜助を問い詰めるには。
喜助から西洋骨牌を手に入れ、宮守スミに喜助についての話を聞くこと。
影谷美津を問い詰めるには。
まずは美津から西洋骨牌を受け取ること。
また、[書生の部屋]から見つかったブレスレットが誰の物なのか、突き止める必要がある。
萩原廣高を問い詰めるには、何が必要なのか。
萩原から西洋骨牌を受け取ったあと、彼にブレスレットを見せればよい。
運転手の倉橋竹夫を問い詰めるには。
倉橋から西洋骨牌を受け取り、清水春に影谷敦男殺害事件について聞くこと。
倉橋に関する情報がわかるだろう。
九条英子を問い詰めたいのだが。
英子から西洋骨牌を入手することと、レースのハンカチに関する情報を聞いていることが必要である。
影谷利彦を問い詰めるには。
スポイドビンについての情報を集めて、それを利彦に見せるとよい。
また、川中亀吉に利彦についての話を聞いておく必要がある。
庭番の熊田喜助を自白させるにはどうすればいいのか。
一馬殺害の件や宝石箱について問い詰めればよい。
影谷美津が自白をするには。
一馬殺害について問い詰めるとよい。
ただし、熊田喜助が自白していることが条件となる。
書生の萩原廣高を自白させるには。
萩原は影谷美津の次に自白すると思われる。
一馬殺害のことやブレスレットについて問い詰めてみること。
自白した人物がどこにも見当たらないのだが。
自白して、容疑が晴れてしまった人物は、琥珀館から出ていくようである。
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終盤
九条英子が殺害されると、いよいよ捜査も佳境に入る。
事件解決に向けて容疑者を絞り込んでいく、最大のヤマ場である。
ここでは捜査の終盤での質問にお答えしよう。
証拠品を捜す
薬ビンはどこにあるのか。
[恍太郎夫婦の部屋]のベッドにある。
懐中時計を手に入れるには。
[恍太郎夫婦の部屋]の前にある[次の間]を捜索すること。
ナイフはどこに。
[女中部屋]の押し入れから発見される。
部屋にだれもいないときに捜索するとよい。
ペーパーナイフを発見するには。
[洗面所]の棚を探してみるとよい。
葉書はどこにあるのか。
[物置]の棚から発見される。
証拠品についての情報
薬ビンの中身は何なのか。
影谷芳明に見せると、その中身について教えてくれる。
懐中時計について知っている人は。
影谷芳明に見せたあと、辰野銀蔵にも見せるとよい。
ナイフは誰に見せればよいのか。
宮守スミ、平野うめのニ名。
ペーパーナイフは誰の物なのか。
影谷林太郎に聞くと持ち主がわかる。
葉書についての情報を持っている人は。
今井たみ。彼女がこの葉書についての話をしてくれる。
龍之介が影谷芳明に薬ビンを見せたところ、「薬のことをみんなに聞いてみよう」と言うのだが。
この薬についての情報は非常に重要なので、[その他について聞く]の項目で聞き込みを重ねること。
ちなみに、影谷林太郎などの人物が薬について話してくれると思われる。
容疑者について
平野うめを問い詰めるには。
[女中部屋]でナイフを発見すること。
このナイフが英子殺害に使われた凶器ではないかということで、うめを問い詰めることができる。
影谷ルイを問い詰めるには。
ルイに恍太郎事件のことや一馬事件のことを聞き、また、ダイヤの指輪についての情報を集めること。
今井たみに[容疑者について聞く]でルイについて聞くことも必要である。
影谷綾を問い詰めるには。
綾は九条英子の死体の発見者のひとりであり、英子殺害事件について尋ねてみると、不審な発言をする。
これに加え、宝石箱についての情報を集めれば、問い詰めることが可能になるであろう。
辰野銀蔵が容疑者になったのだが、依頼者である彼を問い詰めたりできるのか。
辰野銀蔵ひとりだけを問い詰めることはできない。
残りの容疑者が四人に絞られた段階で、「龍之介の部屋」に呼び寄せて問い詰めることになる。
平野うめを自白させるには。
宮守スミにうめのことを聞けば、何か情報を与えてくれるはずである。
それから、ナイフや帯留めに関する情報を集め、英子殺害事件を中心に問い詰めれば、自白するであろう。
倉橋竹夫はどうすれば自白するのか。
平野うめの次に自白するのが、運転手の倉橋。
レースのハンカチや宝石箱についての情報を集めておくこと。
容疑者が残り四人となったところで、捜査が進まなくなったのだが…。
容疑者が四人に絞りこまれたら、[龍之介の部屋]で[容疑者を呼び寄せる]の項目を選択して、ここで全員を問い詰めるとよい。
また、容疑者をひとりずつ問い詰めることも忘れぬように。
犯人は一体……。
事件の謎を解く楽しみを味わっていただくために、ここではお答できない。
事件解決には、すべての人物や証拠品についての、正確な情報が必要なのである。
事件に関係する出来事をひとつひとつ明らかにしながら、犯人を自白に追い詰めていけば、その手で犯人をつきとめることができるはずである。
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最後に
たとえ、捜査に行き詰まったとしても、簡単にあきらめてしまわぬよう。
根気強く聞き込みを続ければ、いつかは道が開けるはずである。
粘り強い捜査で、琥珀館の事件がいっときも早く解決することを期待している。
製品情報
- タイトル : 藤堂龍之介探偵日記 Vol.1「琥珀色の遺言~西洋骨牌連続殺人事件~」(こはくいろのゆいごん~せいようかるたれんぞくさつじんじけん~)
- 価格 : 1,200円(税込)
- ジャンル : 推理アドベンチャー
- ゲームプレイ人数 : 1人
- 対応機種 : Nintendo SwitchTM
- IARC : 12+
- 配信日 : 2023年5月18日(木)
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©althi Inc. 藤堂龍之介探偵日記®
© G-MODE Corporation
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